大富豪の習慣を実践し続けると一体何が起こるのか検証してみるブログ

寄付やボランティア等といった「お金持ちの行動習慣」を実践することで現れる変化、特に投資家としてどのような変化が起こるのかを感じたままに記載します

仮想通貨流出問題で感じたこと

仮想通貨流出問題が連日報道されており、私自身は仮想通貨取引はしていない

ので直接的な被害はなかったのですが、色々と考えさせられますね・・

 

被害者の方には何と声をかけてよいのかわかりませんが、今後同じような被害を

回避するために各人ができることのひとつに「金融リテラシーを高めること」が

あると思います。

 

・投資と投機

投資と投機を混合しないことです。投資とは「資本に投じる」ことです。

付加価値の増加に応じて還元を受けることができ、長期的視点で

取り組むほど自身で管理することが可能で、リスクを押さえた運用が

できます。情報収集を怠ることなく、変化を見極め、事実に基づいた

合理的な判断がなされていれば極めて勝率の高いものになると経験上感じます。

自己責任で対応できる範囲で、相応の運用額で取り組むべきかと私は思います。

※国や多くの経済人が推奨しているのはこちらになります

 

一方で投機とは「機会に投じる」ことです。追求すべきは付加価値の増加ではなく、

短期的な価格変動の激しさになります。テクニカル分析に基づいた規則性は

発生しますが、短期であればあるほどどちらに転ぶかわかりません。

ギャンブル性が高まります。投機的な取引は刺激的ではありますが、

投機に全財産を投じるようなことを推奨することはまずありません。

最悪の場合失っても支障のないような少額で取り組むべきかと私は思います。

 

今の仮想通貨は「投機の場」として捉えるべきでしたね。

 

・特定の金融商品の推奨

某お笑い芸人が本件で炎上している模様ですが、どんなに善かれと思っても

特定の金融商品を他人に推奨すべきではありませんね。

どんなに運用がうまい人でも、短期であればあるほど値動きを予測することは

難しくなります。他人に意見を求めてくる人は概して責任転換先を探している

人です。あなたの意見を実践し、思惑通りとなったときは自分の手柄とする一方、

思惑通りとならなかった場合は、その怒りをあなたにぶつけてくることでしょう。

 

またネット等で多くの注目を浴びるようになり、資金を持った誰かに

逆指標として使われてしまえば、全てが逆に動いてしまいます。

こうなってしまえば、もはやあなたは「詐欺師」のように扱われてしまいます。

仮に全ては善かれと思ってやったことであるにもかかわらず・・

 

人生100年時代。これからは自分の年金は自分で運用して準備する時代。

 

貯蓄から投資へと移行する機運の高まりを、今回の件で「投資は危険」という

ふうに誤解しないでほしいですね。

 

また今後あらゆる取引の電子化が進むと思いますが、これを機会に

電子取引の犯罪防止に向けた整備がなされることを期待する今日この頃です。